私が通院を始めてまる3年が経とうとしている。また、自分自身と向き合ってから同じ月日が経ったことも意味している。
急性期、毎日何度も発作が出現し苦しくて死にたいと思っていた。でも発作じゃ死ねないのもわかっているので耐えるしかない。3日以上睡眠がとれない。食後に発作が起こりやすいこともあり食事が怖くて摂れない。不安で不安で仕方がない。そんな生活があと何十年と続くと思うと気が触れてしまいそうだった。
アポトーシス。そんな言葉が過ぎったのを覚えている。
1番苦しかった時期が終わると、認知療法、認知行動療法を行われていることを自覚しながら主治医と会話をした。教科書通りの単語を使いながら認知の歪みを指摘、理詰めされ、受け入れる。
自分の感情を言語化してもらい気付けたことがたくさんあった。
あとから言動の異常さに気付いて主治医に言うと、「そうでしたね」とさらっと言われることもあった。
毎月それを繰り返してきた。それを3年。
信頼関係がないと良くならない。自分も仕事をしていて感じることである。
私は主治医と信頼関係を築くことができ、緩やかに快方の一途を辿っているのだと思う。
私は良い主治医に恵まれた。
前回の記事通り、適切な時期に適切な精神発達ができなかった。
遅くなってしまったが自分のアイデンティティの確立を手伝ってもらえていることが幸せだと思う。
わたしはもしも今後ひとりで生きていくことになっても、過去の自分が思い描いていたより
幸せに人生を歩める準備を行っている。